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「池袋ウエストゲートパーク」「ごくせん」「マイボス マイヒーロー」「セーラー服と機関銃」「タイガー&ドラゴン」「クローズZERO」、そして 「ルーキーズ」と、この数年、ティーンエイジャー向けにテレビ局が提供してくるドラマは、「ヤンキーもの」だらけになりつつある。「恋空」みたいな、ドラ マの背景にヤンキー風俗があるものを含めるなら、さらにその比率は高まる。
しかも、ヒットするテーマは、「不良の更生」ではなくて、「不良の復権」ということになっている。
更生と復権。似ているようで全然違う。
更生物語が不良性の否定の上に成立しているストーリーであるのに対して、不良の復権は、ヤンキー文化の全面肯定だからだ。
さよう。上記のヤンキードラマは、全体として、「悪いのはキミたちじゃない。世間の方だ」という主張を繰り返している。でなくても、プロットの中でヤンキーを称揚し、慰安し、英雄化している。
であるから、いずれのドラマにおいても、「ヤンキー」および「やくざ」は、肯定的に描写される。
番組内のヤンキーは、「愛嬌があって」「個性的で」「正義感が強くて」「仲間思いで」「弱いモノいじめが大嫌い」なキャラクターとして描かれる。ただ、「カッっとなりやす」くて「計算が苦手」であるがゆえに、後先を考えずについつい法律を犯してしまう場合もある……と。
こんなバカな(←つまり、ヤクザにとって都合の良い)キャラ設定があってたまるものか、と、少年課の警察官の皆さんは心を痛めている……はずなのだが、こっちの方が受けるのだから仕方がない。
一方、「優等生」の描かれ方は、ほとんど「差別的」ですらある。
冷酷で計算高くて型にハマっていて小心者でマザコンで、利己主義でケチくさくて成績にしか興味がない。そのうえ、人間が薄っぺらで、他人を数字でしか評価しない了見の狭さゆえに友だちが少なくて、孤独で、そのくせ傲慢で……と。
この種のヤンキー賛美&ガリ勉嘲笑哲学は、長らく少年漫画誌の一角で生きながらえるのみで、メジャーなメディアの中で中心ストーリーとして扱われることはなかった。
それが、いつの間にやら、ヤンキーはテレビの黄金郷になっている。
今時テレビばかり見てるのはヤンキーって事なんじゃ
mikimito: 「池袋ウエストゲートパーク」「ごくせん」「マイボス マイヒーロー」「セーラー服と機関銃」「タイガー&ドラゴン」「クローズZERO」、そして...
なるほど! ガリ勉はみなこの時間勉強しているしネ。
ほんまもんのヤンキーってTV見てるんかなぁ…? 見てないと思うんだが… 不良の音楽と言われたロックを実はモノホンの不良は聴いてないのと同じように。
「今時テレビばかり見てるのはヤンキーってことなんじゃ」theemitterさんの簡潔なコメントに吹いた。
↑つーか、漫画原作のドラマが多いよな