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日本人は命がけで食をまっとうする、奇異な人種である。
“ふぐ”と呼ばれる味のしない毒魚を高額で食す。
“マムシ”と呼ばれる毒蛇を、酒に漬け込んでリキュールを造る。その臭いたるや凄まじい。

しかし、なんといっても理解し難いのは、正月に食される“餅(モチ)”である。
これは特別なライスを練ってつくった食品で、日本の正月には欠かせない食品だ。
この“餅”という食品は大変な粘着力を持っているため、不用意に飲み込めば喉に詰まってしまい、窒息死してしまう。
実際に日本では、毎年、何人もの国民が、“餅”を喉に詰まらせて死にいたっている。
恐らくその数は“ふぐ”や“マムシ”とは比較にならないくらい多い。

にもかかわらず、この“餅”を、“元旦(1月1日)”の朝に命がけで食すのが、
日本の正月の伝統的な儀式なのである。

私は、この儀式を知ることで、
“大和魂(カミカゼアタックの精神)”や“武士道(ハラキリの精神)”が
日本人にとって、真から身近な行為なのだと、心から驚嘆させられたのである。

POSTED Jul 04 2010 @ 0:44
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